3年程前から勤務先の持ち株制度を利用して、毎月上限いっぱい(8万円/月)まで自社株を買い漁っている苔-こけ-(@mossflash2)ですッ(*’ω’*)
持ち株制度とは、毎月のお給料から一定の金額を拠出して勤務先、あるいはその親会社の株を買うという社内制度です。この制度を利用すると会社から奨励金が出て、購入金額以上に株を取得することができるというお得なシステムです♪
「なんでそんなことしているの?!」「やめなよ!俺なんで1千円しかやってないぜ!」と同僚には言われる始末なのですが、自分の勤める会社の株に全ツッパしているには、こんな理由があるんです。
*2019年4月時点、持株会への投資をほぼ中断しています。
\海外駐在者が実践する”持ち株会を使ったずぼら資産運用”のメリット/
海外駐在をする前には、全く持ち株会の”良さ”を感じなかった私ですが、海外駐在しているからこそ気づいた持ち株会のメリットがありました!!
- 奨励金で、購入額の15%分の株が追加される(≒買った瞬間に儲けが15%出る)
- 海外駐在していると、非居住者に該当し投資(株式やFX)ができない
- ただ日本の口座に預金してても、利息はほんのわずか(年利0.01%)
私は、”預金よりも投資!!”タイプの人間なので、取り組める投資が限られる海外駐在で相性の良い投資の一つだと思っています!
2019年4月の持株会(自社株)の累計投資額と評価損益
- 評価額: 3,695,160円(対先月▲221,777円)
- 評価損益: +695,240円(同▲222,777円)
2019年4月単月で自社株の株価は、約▲5.7%と大きく下落しました。
一方で、4月単月の日経平均株価の騰落率が+5.2%(21,205円→22,205円)だったことを考えると、市場平均が上昇している中、自社の株価は一転下落していることがわかります・・・( ;∀;)
そして、今月から持ち株会への毎月の投資額を上限の8万円/月→1千円/月へ大幅削減しました。
というか、ほぼ持ち株会への投資をストップした状況です。
ここに至るまでの理由や判断などは次の項目で取り上げたいと思います。
持ち株会の保有状況 ~持ち株会への投資を中段した理由~
2019年4月時点の持ち株(自社株)の保有状況はこちら。
- 合計株数: 1,677株
- 投資額: 2,999,920円(対先月比 +1,000円)
- 評価額: 3,695,160円(同▲221,777円)
- 評価損益: +695,240円(同▲222,777円)
今月から持ち株会への投資はストップすることにしました。
投資額が1千円になっているのは、持ち株会ルールとして、”5年間持ち株を継続(金額に関わらず)した場合、総額の5%がキャッシュバックされる”ということで、継続期間を延ばす為にMin金額のみ続けています。
今まで全力で持ち株会を買い進めていたのに、急に投資をストップするのは次の理由からです。
- 第一に、会社(本体)の業績が芳しくない
- 万が一、倒産することを考えると投資した約300万円が紙クズに。。。
- 海外駐在が続く以上、持ち株は現金化できない
最も大きな理由は、勤め先の会社の業績が悪いこと!!
特にバランスシートを見ると、財務状態が非常に不安定(借金がものすごく多い)であり、次に大きな減損や赤字があった場合、”債務超過”に陥りそうなレベルです。
従来は、”債務超過”に陥る前に第三者割当などによる増資や社債の発行を行うことで倒産は回避されるのですが、非常に心もとない状況です。
海外駐在中は非居住者となり、持ち株会の払出し&売却が不可
その中で駐在員は非居住者となる為、持ち株会からの株の払出および売却が事実上、不可となっています。
仮に、日本に住んでおり定期的に持ち株を売却できる環境にあれば、月8万円の全力投資は続けていたと思います。
なぜなら、1単元(100株)を超えた時点で株を払出し、随時売却することで最小限のリスクで15%還元という持ち株会のメリットを享受できるからです。
現在の株価で100株というと約20万円程度となり、最悪、倒産しても損失は約20万円に限定されることになります。
しかし、現在は16単元(1,600株)ほど保持しており、これ以上持ち株が増えたところで会社が倒産・・・ってなったら目も当てられません。
やっぱり+15%の奨励金があると損はしにくい。が。。。
私自身、今回の決断については非常に迷いました。(このブログでも持ち株会を押しているので)
しかし、勤務先の状況を鑑みるに、「駐在中は現金化できないし、ここらで一旦止めておくか」という結論に至りました。
もし勤め先がイケイケで、毎期「過去最高益!!」なんて報道される会社であれば、迷うことなくガッツリ持ち株会投資を継続していましたが…
それでも日本勤務であれば、100株(約20万円)程度が紙クズになってしまうリスクがあっても、15%分の奨励金目的でガッツリ満額投資する意思は変わっていませんので、今後もこの持株会報告は続けていきたいと思います!
読者の方の多くは、日本在住でいらっしゃると思いますので、参考までに持ち株会投資をすべきかどうか判断した方法を紹介します!
<持ち株会をすべきか否か判断する方法>
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- 自分の会社の株価チャートを調べる
- 直近2-3年の最高値&最安値を書き出してみる(例:最高値100円/最安値70円)
- 最安値と株価に何パーセントの開きがあるか計算(例:株価80円だったら最安値との差は12.5%)
- 例の場合、「奨励金が12.5%以上=損しにくい」「12.5%以下=損することもあるかも」
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私が勤め先の株価を調べたところ、内需型産業で大きく上がることもなければ、下がることもなく、ここ3年の最安値と株価の差は11%程度でした。なので、「ある程度は大丈夫だろう。売るタイミングで株価が当時と同じであれば奨励金(+15%)分は丸儲けじゃん♪」と考えて持ち株会をスタートしました!
皆さんもお勤め先の会社で「持ち株制度があるかないか」「制度があるならどの程度奨励金(または安く買えるか)」を一度調べてみてはいかがでしょうか?
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