ベトナム在住4年目に突入した20代夫婦でホーチミン暮らしブロガーの苔-こけ-(@mossflash2)です!(^^ゞ
早速ですが、けっこうドルが貯まっています。金額としては10,000ドル(約100万円)近く。
ホーチミンで働いて4年。外貨給料として、受け取っているUSドルの余りが貯まってきました。
しかし貯まったUSドルについて、当初、計画していた使い道の実行が難しいことがわかってきました。
なので今回は、
- 当初考えていたUSドルの使い道
- どうしてその使い道が難しいか
- 現時点での考察と今後について
をまとめてみたいと思います。
当初、考えていたドル預金の使い道とは?
ドル預金をスタートした時点での使い道は、
「ベトナムの銀行にあるドル預金を日本のドル口座へ移動。最終的に証券会社の海外株口座へ移して、米国株を買う」
というものでした。
これなら為替手数料もかからず、ミニマムコストで米国株を買う原資(USドル)を用立てられると考えていました。
もう少しステップごとに分けて考えると次のような流れになります。
- ベトナムで貯めたUSドルを日本へ持ち帰る
- みずほ銀行でドル口座開設&ドル入金
- みずほ銀行→証券会社へドル送金
為替手数料を払わずに米国株口座へUSドルを入金して、そのまま米国株の購入に当てるという計画です。
しかし、一時帰国でみずほ銀行へ訪れたところ、この計画には何点か問題があることがわかりました。。。
このプランの問題点とは?!
当初、計画はスムーズでした。ベトナムでは5,000ドル以上の持ち出しで申請が必要なので、4,000ドルを持って飛行機へ搭乗。無事に日本へ到着しました。
問題はその後!!
みずほ銀行の窓口に、いそいそと4,000ドル(約40万円)を持って出向いたところ、問題は発覚しました。
担当者さんとの確認、相談、交渉など1時間ほど格闘。
結論からいうと、その時点でのドル入金を諦める形となってしまいました。。。
カンタンに問題をまとめると、次の3点があることが発覚!!
- 非居住者の場合、みずほダイレクトの機能が制限される
- ドルの入金上限は約30万円まで。手数料は2,500円/回
- ドル送金の口座の問題
1.については、みずほ銀行でドル口座を開設する場合、非居住者であればインターネットバンキングである「みずほダイレクト」の機能に制限がかかるという話でした。
具体的には、ネットを使っての口座振替や振込ができなくなるみたい。(ちなみに、口座の残高照会や自動引き落としの継続等は可能)
2.について、マネーロンダリング等の規制強化から1回の入金額は30万円相当のドルに限られるということ。
現在、100万円超のドルをベトナムで保有しているので、最低限4回は銀行窓口に出向かなければならず、手数料も「2,500円×4回=10,000円」と当初の計画の4倍も費用がかかってしまうことがわかりました。
3.について、担当者の方からは「ベトナムから日本へのドル送金」を提案されました。しかし、この場合、問題1.の「ネットバンクの機能制限」に引っかかることになります。
…最後はどうするか決めきれずに、担当者の方に感謝を伝えて窓口を後にしました。お昼休み直前にも関わらず、窓口では親身に対応していただきました。ありがとうございました。
いったいどうする? 日本でドル口座を作って海外送金がベスト?!
以上の問題点を整理してザックリまとめると、選択肢は以下の2つとなりそうです。
- インターネットバンク機能を制限して、ドル口座を開設(ドル送金)
- 帰国まで待って、ドル口座を開設(ドル現金を窓口で入金)
ネットバンクの機能を制限してドル口座を開設した場合のメリット・デメリット
- メリット・・・ドル送金で一度に入金できる
- デメリット・・・振込・振替ができなくなる
ネットバングは、不動産経営のメイン口座にしているので、振込・振替ができなくなると今後なにかの時に不都合が生じる可能性も。
9月に発生した貸マンションのIHコンロ総取替トラブルも頭をよぎります。。。
ただし、ドル入金は一度でスッキリ解決!!(ベトナムからの送金はちょっと不安。。。)
日本への帰任まで待って、ドル口座を開設した場合のメリット・デメリット
- メリット・・・ネットバンクの機能は維持できる
- デメリット・・・窓口入金が4回以上必要&手数料が合計10,000円かかる
ちなみに、日本へ帰任したらベトナムの銀行へ出向いての送金指示が出せない為、ドル送金の可能性はほぼ無いと考えています。
結論は出ないまま。次回の一時帰国までには方針を出します!!
最終的なゴールとして設定した、「ベトナムにあるUSドルを、証券会社の海外株口座へ入金する(日本の銀行を経由して)」ということに関しては、色々なハードルがあることがわかりました。
今の対応策として、「ネットバンクが制限されても、ドル口座をオープンしてドル送金」が有力候補となっています。
一方で、2019年10月分からは、ドル給与額を少なくして、日本円支給額に振り替えるように変更手続きを完了させました。
今後、ベトナムでの送金手数料などを調べて、総コストで有利な案を選択をしようと計画しています。
次回の帰国(2020年1月予定)までには、方針を決めます!
海外駐在予定の方は、日本でドル口座を事前にオープンしておこう!!
今回、身に染みてわかったのは、
海外駐在の予定がある人は、赴任前に日本でドル口座を開設しておこう。
ということです!!
一旦、海外に赴任して非居住者になってしまうと、銀行の口座開設が非常に面倒だったり、制約が多くなってしまうことをわかっていただけたのではないでしょうか?
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