先日から、ついにベトナム株式の現地投資をスタートしたブロガーの苔-こけ-(@mossflash2)です(^^)/
日本の高度経済成長期を感じさせるここベトナム/ホーチミン。
日本のバブル期では、株価は平均で40倍にもなったっていう話もあるので、ここベトナムの株式マーケットの今後の成長に一層期待が高まりますね♪
今回は、私のように現地にいるからそこ見聞き・感じることのできる優良銘柄をご紹介するとともに、投資戦略もお伝えしたいと思います。
*2019年1月現在、ベトナム株式投資をスタートして6か月が経過しました。例えば、英文財務諸表を読み解いて、こんな銘柄へ投資しています。

現地在住者である私の投資戦略はこちら!
金融資産の10%程度(約100万円)をベトナム株に毎年投資
- 投資額 10,000USドル/年
- 戦略 ドルコスト平均法による大型株への投資
- 期間 1年(12ヶ月)✕800ドルで2~3年 →2019年現在、500ドル/月へ変更中!!
- 銘柄 3銘柄〜多くて5銘柄
私は持ち株会もそうですが、「ドルコスト平均法」が安定した利益を狙いやすい方法だと考えているので、ベトナム株式投資でもこの方法で攻めていきたいと思います。
ベトナムの株式ルール~最小購入単位は10株〜
上記の戦略に基づいて2018年8月から毎月定額(約3万円×3社)で買っていきます。ちなみに、ベトナム株式市場(ここではホーチミン証券取引所を指します)での最低購入単位は10株となります。
未だに500円~1,000円/株くらいの銘柄が多くあるベトナム株式市場。何より積み立て(定額購入)というシステムがないので、1単元が小ぶりなのは、なんちゃって定額投資が実現できるというメリットもありますね♪
オススメ銘柄その1 FPT情報通信
ベトナムで最大手のIT企業

チャート:FPT情報通信(2018年1月~8月)
株価:44,400ドン(約220円)/株 最低購入額:2,2000円
主にソフトウェア開発やクラウドコンピューティング・システムインテグレーションといったサービスを展開しています。
IT業界では、日本からベトナムへのアウトソーシングも進んでおり、今後も堅調に業績を伸ばしていくと考えています。一方でベトナム市場には外国購入枠という制限があり、FPT情報通信は中々買えない(それだけ海外投資家から人気がある)銘柄となっています。
*2018年8月27日現在、買い付けを証券会社に注文していますが、上記の制限により未だに買えていません。ちなみにFPT情報通信の海外購入枠は総額49%まで。それ以上は外国人が株を保有することができません。
オススメ銘柄その2 ビングループ
ベトナムの民間企業で第1位の不動産デベロッパー

チャート:ビングループ(2018年1月~8月)
株価:100,200ドン(約501円)/株 最低購入額:約5,010円
ホーチミンで有名なデパートである「ビンコムセンター」や市民が利用するスーパー「ビンマート」がこちらのビングループによって建設・運営されています。ホーチミンに住んでいてビングループの文字を見ない日はないほどベトナムでは誰もが知っている超有名企業です。
本記事の写真にもある右側の建物が「ビンコムセンター」。中心市街地のど真ん中に建っています。
自動車産業にも今後積極的に進出することを明言しており、日本で言う三菱地所とトヨタを併せたような会社かなと私は思っています。
今後、ベトナムでも世界的なイベント(オリンピック、世界陸上など)が行われるようになれば、不動産株も値上がりするだろうし、企業の成長・株価ともに楽しみな銘柄となっています。
オススメ銘柄その3 べトロベトナムガス
ベトナムガス業界の独占的国営企業

チャート:ペトロベトナムガス(2018年1月~8月)
株価:100,200ドン(約500円)/株 最低購入額:約5,000円
ベトナム市場の時価総額で第2位のというこちらの会社。
ホーチミンに住んでいて感じるのは、日本とは異なりまだまだベトナムのエネルギー事情は不安定だということ。
工業団地でも時折停電になるし、ホーチミン市内の繁華街でもいまだに停電はよく起こるもの。
これからベトナム経済が更に成長をしていく上で、エネルギー株も必ず伸びてくるだろうと見込んで期待している銘柄です。
ベトナム現地投資は、王道の優良株へ分散投資
日本ではバリュー株投資、低位株投資など、業績は安定しているけれど注目されていない企業に投資する手法もよく見かけます。
しかしまだまだGDPや市場が伸びるベトナムでは、私は優良株への分散投資が賢明だと考えています。
その他~ほかにも検討中の投資候補をご紹介~
付録的な感じで今回の投資を検討した銘柄も参考までに載せておきます。
- マサングループ(民間コングロマリッド/花王やサントリーを併せた感じ)
- ベトナム航空(みなさんお馴染み。新幹線等の国内顧客輸送の競合がいないのも魅力)
- 軍隊銀行(株式時価総額ベトナム第1位・ベトナム最大手の銀行)
- テーゾイ・ジ―ドン投資(家電量販店・ベトナムのヤマダ電機的な企業)
いかがでしたでしょうか。今回は現地在住者がビビッときた銘柄をいくつか取り上げてご紹介しました。
今後はベトナム株式投資の購入状況やポートフォーリオなども毎月報告していこうと思っています。
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