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急遽、家族の帰国が決まりました。今週末にベトナムから退去します。

ベトナム

今日は、普段のブログとは少し違った趣旨となります。

というもの、家族のベトナム一時退去が決まったからです。

現時点において、日本とベトナムでは、政府および国民の新型コロナウイルスへの対応や認識の違いがあると感じています。

そんな思いやこれまでの経緯を綴りたいと思い、キーボードを叩いたのがこの記事です。、

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家族のベトナム一時退去までの流れ。

今週はじめ、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、勤務先の会社から家族のベトナム退去指示がありました。

それまでもベトナムでは、感染者の隔離に加え、感染疑いのある人の住まいや勤務先を14日間封鎖するなど、日本に比べるとかなり強硬な対応をとっていた印象はありました。

そして先週3月22日、ベトナム政府は全ての外国人の入国禁止を正式に発表。出国はできるものの半鎖国状態となり、「もしかしたらベトナムから出れなくなっちゃうかもね。」と夫婦で話しをしていました。

日本よりも新型コロナへ厳しく対応しているベトナムに対して、「やや強硬に対応をとっているものの、防疫・感染防止の点からはベトナムにいる方が安全」と考えていて、まさか退去指示があるとは思ってもいませんでした。

そうこうしているうちに、冒頭の「会社からの退去指示」が。

そこからは飛行機のチケット予約に奔走して、なんとか今週末の帰国便を予約できたところまでが今週の話。

そして3月26日(木)に外務省からも、ベトナムを含む東南アジアへの危険度を一段階上げてレベル2(不要不急の渡航を止める)とする通知がありました。

今でも、防疫・感染確率が低いのはベトナムだと思っていますが、一時退去が会社指示では仕方がありません。

ベトナムは感染防止に何をしているのか。どれだけ強力か。

日本の対策に比べると、ベトナムの防疫対策は「やりすぎというくらいやっている」という感じです。

具体的には、

  • 早期での外国人の入国禁止措置
  • 最近の入国者の隔離措置(病院・自宅ともに)
  • 映画館・カラオケ等の施設の営業停止

それだけトップダウンでどんどん対策を打っています。

躊躇は全くと言っていいほどありません。「その日決まった発表が明日から発効される。」そんなスピード感で新型コロナへの対応策が進んでいるのが現状です。

感染確率の低さはベトナムの圧勝と思ってる。でも医療レベルは。。。。

会社も、この点を考慮しての一時退去指示になったと感じています。

正直なところ、ベトナムにいる方が圧勝レベルで新型コロナにかかる可能性は低いと思っています。

なぜなら日本に比べ、感染経路も分かっているし隔離措置も強く打ち出して上に、感染疑いがあるだけで、そのアパート丸ごと封鎖しちゃうレベル。

でも「もし新型コロナにかかったら?」と想定した場合、野戦病院のような医療レベルの中で処置されるのと、日本の高水準の医療環境で処理されるのでは、大きく違いが出るでしょう。

最悪の場合、生きるか死ぬかがこれによって決まることもあるわけです。

この点はベトナムで生活する上で、大きなリスクであると再認識するほかありませんでした。

妻と離れ離れ。何時になったら、いつもの生活が戻ってくるのか。

現時点は、ハッキリとはわかりません。

「早くいつも通りの生活に戻ってほしい。」そう思っている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

ひとまず私たち夫婦は、4月から夫婦別々での生活が始まります。

少なくとも、ベトナム政府が現時点で発表している「3月22日から30日間の入国禁止措置」の間は帰ってこれないでしょう。

また世界的な感染拡大・日本でのオーバーシュート懸念を考えると、夏くらいまではベトナムへ戻ってくるのは難しいのかなと感じています。

最後に。感謝と今の思いをチラッと。

ベトナムの政府および医療従事者の方々の働きには、感謝の念に堪えません。

そして私自身も、常時マスク着用、手洗い励行を行い、感染源とならないよう努めるくらいしか、私にできることはないのかもしれません。

一人ひとりの意識が高くなれば、感染への対抗策となると信じ、愚直に行っていこうと思っています。

最後に、一刻も早く新型コロナの感染拡大に歯止めがかかり、事態が好転することを祈るばかりです。

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